新入社員の「声」プロダクトデベロップメントグループ編

プロダクトデベロップメントグループ

今井 莉良

プロダクトデベロップメントグループ

廣瀬 颯人

DATE 2024.10.08

2023年卒の新入社員として、開発部プロダクトデベロップメントグループへ配属された今井さんと廣瀬さん。
配属からしばらく経った今のお気持ちやこれまでの取り組みについて、様々聞いてみました!

現在の業務内容や配属後の研修について

Q.お2人は、今どんなお仕事をされていますか?


廣瀬

私はある製品の新機能における、フロントエンド(※1)開発に携わっています。
画面デザインの画像をいただいて、それを元に製品の画面を作っていく感じで仕事に取り組んでいます。


今井

私は、WEBアプリケーションのバックエンド(※2)開発に携わっています。今はアプリ内の導線を作っているのですが、上の方々が考えた具体的な方法を元に、調べながら開発に取り組んでいます。

(※1)フロントエンド:アプリケーションの操作画面など、ユーザーが直接見たり操作したりする部分のこと
(※2)バックエンド:サーバーやデータベースなど、一般ユーザーの目に見えない、アプリケーションを機能させる部分のこと

 

プロダクトデベロップメントグループの、面白さと大変さ

Q.お仕事で楽しい、面白いと感じるのはどのようなところですか?


廣瀬

私はフロントエンド側でデザイン系に関わることが多いので、画面などを作っていくことが楽しいですね。
デザインの元となるお手本は静止画なのでクリックしても動かないのですが、これを元に製品の画面を作って完成させた時に、意図した通りの動作ができていると楽しいなって感じます。


今井

私は動くものや機能が完成する時が楽しいです。
プログラムが何もできない状態で入社したのですが、シンプルな機能を自分で作れるようになったことが嬉しいですね。
以前、製品のログイン周りの機能を作ったのですが、ユーザーIDとパスワードを入力するとそのユーザーの情報が返ってくる仕組みなど、自分が見たことのある機能を作ることができたことにちょっと感動しました。

Q.ログインは多くのWEBサービスにある機能ですもんね。


今井

そうですね。
ただ、自分が作ったものが本番環境に反映されてお客様に使われていると感じた時は「自分が作った部分でミスがあったら、情報が流出しちゃうのかな」と不安を感じる部分もありました。
不安もありつつ、お客様が本当に使ってくれているんだという嬉しさもありつつ、と言った感じです。

仕事で大変さを感じること

Q.お仕事の中で大変さを感じる部分はありますか?


廣瀬

私は大学時代に1人で開発することが多かったのですが、会社に入ってチーム開発の難しさを感じました。

コーディング規約をしっかり理解して他の人もわかりやすいコードを書いたり、保守しやすい構造や他のプログラムに合わせたコーディングをしたりといったことが難しかったです。大学の時はコードを誰かに見せるわけではなく、作って成果が終わりといった感じだったので、ギャップがありましたね。

先輩や上司にコードレビューをしてもらうのですが、知らないことがたくさんあって「自分ってこんなにできないんだ」と落ち込む時もありました。
他のコードを参考にしながら書いたり、コードレビューで教えてもらったことを覚えようと取り組んでいます。


今井

私は既存製品の改修に取り組む時に、他の人が作ったものに手を加える大変さを感じました。

自分で1から作る場合は、設計や変数の定義などを1つ1つ把握できるのですが、途中から参入すると書いてある内容の意図が読み取れず……これによってミスをしてしまったり、何を作ったらいいのかわからなかったり、といったことがありました。

わからない時や考えに自信がない時は自分だけで解決しようとせず、上司に相談するようにしています。確認をとりつつ、必要に応じて他の人にも協力していただくことが解決につながっている気がします。

Q.相談する時は、どのような感じで聞きに行かれるんですか


今井

PDグループでは、Outlookの予定表で時間が空いているところはいつでも予定を入れて良いというルールがあります。
ちょっと聞きたい時は空いているタイミングを見計らってSlackからコールをかけたり、まとまった時間教わりたい時は30分〜1時間で打ち合わせの予定を入れたりして、相談しています。

みなさん快く対応してくださって、とても優しいです。

アジェンダへ入社してから、それぞれの成長

Q.入社してグループに配属されてから、どのように仕事を覚えていきましたか?


廣瀬

配属後はグループ内の社内研修に取り組んで、技術を学びました。
内部研修ではJavaScriptやTypeScriptなどの新しい言語が多く使われていて、今まで使っていた言語との違いが多くて苦しみましたね。
1ヶ月くらい取り組みましたが、結構難しくて全然覚えられなかったと思います。

研修の課題は完成させましたが完璧ではなかったので、いま引き続き業務で鍛えているところです。業務を通して、研修の時によくわからず使っていた仕組みがだんだん理解して使えるようになっていると思います。


今井

廣瀬さんが受けた研修は、PDグループの中である程度業務経験を積んだ人が受ける研修だったんです。だから難しかったんですね。

私が配属後に受けた内部研修は新人向けの内容で、JavaとSpringを学びました。
外部研修でも同じ言語を学びましたが、内部研修はより実践的な内容で、今も業務中に「研修でやったところだ!」と気づくことがあります。
プログラム未経験からのスタートでしたが、こうした研修のおかげでスムーズに取り組めているのではないかと思います。

Q.研修でわからないことがあった時は、先輩社員に教えてもらうんですか?


今井

はい。私は身近な先輩に聞いて、「こういうふうに考えるといいよ」とヒントをいただいて解決していました。
実務に入った現在も、自分だけじゃわからないことがあった時は周りにヒントをいただき、解決していくことが多いです。


廣瀬

私もわからないことがあった時は、OJTの先輩に聞きながら取り組みました。
厳しい時もありますが、仕組みや理由も含めてしっかり教えてくれるので、とても助かっています。私も後輩に教える立場になった時はそうしたいです。

 

大学での経験が、仕事で活きる場面について

Q.業務に取り組んでみて、大学の頃の学びが仕事に活かされているなと思うことはありますか?


今井

私は文系大学の出身なので大学の頃はプログラムをやっていませんでしたが、レポートや課題に取り組む時に「論文や書籍から自分が知りたい情報を探し当てる」ことを何度もやっていました。
この経験から調査が上手くなったことは、今も技術的にわからないことを調べる時に役立っています。


廣瀬

私は大学の頃にプログラミングをやっていたので、コードの書き方を知っていたことが会社でも活きていると思います。
大学ではC言語を経験したのですが、仕事で違う言語が出てきても基本の部分は一緒なので、入社して最初の外部研修は特に苦労することなくスムーズにできました。

成長を感じるポイントと、今後の抱負

Q.入社から約1年が経ったいま、自分の成長を感じるポイントがあれば教えてください。


今井

私は、わからないことを「わかりません」と人に言えるようになったことです。

学生時代は同年代の人くらいしか関わりがなかったのですが、社会人になってはじめて自分よりずっと知識がある上司や先輩社員と出会いました。そして、内部研修の時に多くの先輩が私に「今どんな感じ?」と声をかけてくれたんです。こうしたやり取りを通して、はじめて「人に聞いてもいいんだ」と思えるようになったことが、自分の中で変わったポイントですね。


廣瀬

私は技術的な部分で、きちんとしたコードが書けるようになったことが1番の成長かなと思っています。

仕事で以前自分が書いたコードを修正する機会があったのですが、昔のコードを見て「どうしてこんな変な書き方をしているんだろう?」と驚きました。そこから10行もあったコードを3行にまとめ直して、それがうまく動いた時に自分の成長を感じました。最初は「見た目だけできていれば良い」という感じで、中身の方まで考える余裕があまりありませんでした。1つずつ取り組む中で、覚えてたのではないかと思います。

Q.最後に、今後に向けて一言コメントをお願いします。


今井

今はまだ自分が解決したいことを解決するので精一杯な状態ですが、今後はプロジェクト全体のことや製品が完成した後のことも考えてコーディングできるようになりたいと思っています。

そのためにはコーディングや設計の知識を身につけていきたいです。頑張ります!


廣瀬

できることを増やすために、どんどん知識を増やしていかなきゃと感じています。
最近会社やプライベートの時間の使い方がわかってきたので、勉強して知識を増やしたり、資格を取っていきたいです。

まずは応用情報のリベンジを頑張ります!

 

今井さん、廣瀬さん、ありがとうございました!